SNSマーケティングとは?5つの企業成功事例を紹介。効果についても解説

「SNSマーケティングの必要性と効果が知りたい」
「成功事例を知り、自社に取り入れたい」
「取り入れるメリットが知りたい」


という企業担当者の方は多いのではないでしょうか。


SNSを利用している人口は年々増えており、企業もマーケティングに取り入れるのが当たり前の時代になりました。

そこで本記事では「企業がSNSマーケティングを取り入れる必要性とメリット」について解説します。

SNSマーケティングの必要性がわかる内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。

SNSマーケティングとは、SNSを活用して売れる仕組みを作ること

SNSマーケティングは、企業が認知度拡大や商品の販売をする上で、強力なツールです。

ユーザーとの距離感が近く、拡散性に優れているため、企業がうまく活用すれば集客や売上向上につなげられるでしょう。

SNSマーケティングの活用事例として、アパレルブランドの「GU」があります。



GUは、SNSで独自のスタイリングやコーディネートを紹介し、Instagramのフォロワー数は100万人以上です。


ユーザーが、GUの商品を着用してSNSで発信することで、潜在層にもアプローチができ、売上の向上につながっています。


今後も、SNSを活用したマーケティングの重要性は高まっていくでしょう。

SNSマーケティングの必要性と効果

SNSの特徴の1つは、高い拡散力です。

X(旧Twitter)の「リツイート」や、FacebookやInstagramの「シェア」といった機能により、驚くべき速さで情報が拡散されます。


企業が伝えたい情報を、広く速やかにユーザーに届けられます。


また、利用者同士のつながりも作れるため、企業側からの一方的な宣伝ではなく、企業と利用者の双方向のコミュニケーションも可能です。


拡散力を活かして、自社の商品やサービスの認知度拡大、利益の向上につなげられます。

SNSマーケティングを行う上での4つのメリット

SNSマーケティングのメリットは、以下の4つです。

  1. 認知度拡大
  2. 情報伝達のスピードの早さ
  3. 費用対効果の改善
  4. 顧客ロイヤリティの醸成

それぞれ解説します。

1.認知度拡大

継続的に魅力的な情報を発信することで、フォロワーや企業のファンになってもらいやすいです。

SNS利用者が、リツイートやいいねを通して拡散するので、潜在層にもアプローチできるでしょう。


また、多くのフォロワーを抱えているインフルエンサーに、自社商品やサービスを紹介してもらう戦略もあります。


インフルエンサーに紹介してもらうと、幅広い層からいいねやリツイートを獲得でき、一気に認知度が拡大します。


SNSの拡散力を用いると、潜在層にもアピールでき、既存顧客に対してはリピーターになってもらいやすいです。

2.情報伝達のスピードの早さ

従来の広告と違い、SNSは情報をリアルタイムで発信できます。

情報伝達のスピードが速いだけでなく、発信した情報の反応もすぐに確認できます。


アンケートを取ることも可能です。


拡散力とユーザーの反応を見れるのが、SNSマーケティングのメリットの1つです。

3.費用対効果の改善

アクティブユーザーが多いと言われている下記のSNSは、無料か低価格で利用できます。

  • YouTube
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • TikTok
  • Facebook

今までは、認知度拡大のためにお金をかけて広告を出していましたが、SNSを活用したマーケティングは、低コストで自社商品やサービスを情報発信できるメリットがあります。

SNSマーケティングがうまくいけば、コストの削減につながるでしょう。

4.顧客ロイヤルティの醸成

顧客ロイヤルティとは、利用者が特定の商品やサービスに対して抱く愛着や信頼のことです。

SNSを通して顧客ロイヤルティが高まると、企業が発信した情報をユーザー自らが拡散してくれます。


例えば、使用した商品が良かった場合は、ユーザー自身が、SNSで写真やハッシュタグを付けて情報発信をします。


さらに、顧客ロイヤルティの高い利用者が増えると、リピーターにもつながり、継続的に売上に貢献してくれるでしょう。

SNSマーケティングで成功している企業事例5選

SNSを活用して、マーケティングに成功している企業を5つ紹介します。

企業が、各SNSをどのように活用してマーケティングに成功しているのか、解説します。

1.株式会社ユニクロ【Facebook】

フォロワー数:115万人(2023年8月時点)

株式会社ユニクロは、SNSを積極的に活用してマーケティング戦略を行っています。


特に注目を集めているのは、着こなし投稿サイト「UNIQLOOKS」です。


UNIQLOOKSは、Facebookと連動したコミュニティサイトです。


ユニクロのコーディネート写真を投稿し、共有できます。


投稿された写真を見た他のユーザーが、商品を購入するという好循環が生まれているマーケティングです。


専用アプリを開発して、スマートフォンでも見れるようにしたのが、成功した要因の1つと言われています。


アクティブユーザーの年齢層が高いと言われているFacebookを、うまく活用したマーケティングの一例です。

2.ライオン株式会社【X(旧Twitter)】

フォロワー数:14.8万人(2023年8月時点)

ライオンの人気商品である、スーパーNANOXのX(旧Twitter)アカウントのフォロワー数が14.8万人(2023年8月時点)います。


企業ではなく、商品アカウントが成功した珍しいSNSマーケティングの事例です。


「#NANOX相談所」というハッシュタグを効果的に使い、洗濯に関する知識や役立つ情報を発信しています。


SNS利用者にも関心を持ってらえるような、洗濯や洗剤に関するクイズなどもポスト(ツイート)し、フォロワー数が増えています。


X(旧Twitter)のアンケート機能を使い、ユーザーが抱える悩みや疑問を抽出し、課題解決のアクションにつなげている点も、SNSを上手く活用しているポイントです。

3.visitjapanjp(ビジットジャパン)【Instagram】

フォロワー数57.8万人(2023年8月時点)

visitjapanjpは、独立行政法人の日本政府観光局が運営している公式アカウントです。

国土交通省が中心となり、訪日外国人旅行者を促進するために立ち上げました。


日本の観光地の魅力を発信することを目的として、運用されています。


日本全国の美しい風景は、Instagramと相性が良く、うまく組み合わせてマーケティングを行っています。


日本人には国内の魅力を再認識してもらい、海外のSNS利用者には、日本の美しさを知ってもらえるようなSNSマーケティングの事例です。


Instagramのマーケティングについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

https://www.narulab.narutech.co.jp/instagram-marketing/

4.マコなり社長【YouTube】

フォロワー数94.4万人(2023年8月時点)

ビジネスパーソンを中心に、登録者を伸ばし続けているYouTubeチャンネルです。

学生の時から様々な経験をしてきた経営者の真子社長が(現在は退任)、以下のような動画を公開しています。

  • 潰れる会社の会議のやり方
  • 時代遅れの仕事週間10選
  • いつまでも貧乏な人の特徴


動画のテンポもよく、鋭い内容だけど嫌味なく楽しく聞けるのが特徴です


マコなり社長が薦めた商品は、即決するほど人気が出ます。

5.ドミノピザ【TikTok】

フォロワー数36.4万人(2023年8月時点)

企業や公式アカウント色が薄く、TikTokのユーザーに受け入れられるような内容が特徴です。

例えば、トレンドの楽曲とピザの制作工程をテンポよく掛け合わせたネタ動画や「〇〇してみた」動画の投稿など、一般ユーザーに近い内容で情報発信をしています。


コメント欄も「公式っぽくなく、一般ユーザーのように親しみやすい」と多く寄せられています。


コメントの返信も積極的に行い、ドミノピザ側も、フレンドリーな雰囲気を出してユーザーとの距離が近いです。


SNSの特徴を活かして、親近感を生み出し、ユーザーから支持されています。

SNSマーケティングを積極的に取り入れるべき理由3つ

企業が、SNSマーケティングを取り入れる理由は以下の3つです。

  1. SNSを利用していない人口の方が少ない
  2. 口コミで広がりやすく認知度が上がりやすい
  3. コミュニケーションがとれてファンになってもらいやすい


それぞれについて解説します。

1.SNSを利用していない人口の方が少ない

SNSマーケティングは、現代のビジネス戦略において欠かせない要素になっています。


SNSを利用していない人口の方が少なくなっている今、SNSマーケティングの重要性は高まっています。


LINEは9,200万人、YouTubeは6,500万人と、利用者数は増加傾向にあるため、マーケティングにおいて積極に活用すべきでしょう。


SNSを使用していない人口が少ない現状では、SNSマーケティングの重要性は無視できないレベルに達しています。

2.口コミで広がりやすく認知度が上がりやすい

SNSマーケティングは、口コミが広がりやすく認知度を上げやすいため、積極的に取り入れるべきです。

SNSは、多くの人が利用しており、拡散力が高いという特徴があります。


SNSで発信した情報は、ユーザーの間で拡散され、多くの人に伝わります。


また、ユーザー同士のコミュニケーションも活発に行われているので、口コミが広がりやすく、認知度を上げやすいです。


企業は、ハッシュタグを付けて投稿を拡散したり、インフルエンサーに商品の魅力を発信してもらい、認知度を上げています。


SNSマーケティングは、口コミが自然に広がりやすいため、サービスや商品の認知度向上に非常に効果的です。

3.コミュニケーションがとれてファンになってもらいやすい

SNSマーケティングの良い点は、ユーザーと直接コミュニケーションを取れることです。

SNSは企業にとって、ファンを増やしやすい環境が整っています。


コミュニケーションが取りやすく、信頼性を生みやすいため、自社のファンを獲得するのに非常に有効です。


SNSマーケティングを媒体ごとに上手く活用すれば、新規顧客を獲得し、既存顧客との関係を深められます。

積極的にSNSマーケティングを活用しよう!

SNSは、低価格ではじめられます。

自社のサービスをSNSを通して情報発信すれば、売上につながり、自社商品のファンになってくれて、リピーターにもつながります。


SNSマーケティングを活用して、認知度拡大にもつなげられるでしょう。


弊社でも、SNS運用代行を行っております。


SNSマーケティングが気になっているけど、何からはじめればいいのかわからない企業様に対して、ヒアリングから行い、ご提案をいたします。


弊社のSNS運用代行に興味がある方は、是非一度お問い合わせください。

この記事を書いた人

てんちょう
てんちょう
飲食業で11年間働き、その後は脱毛サロンで勤務していました。
飲食業では店長として、脱毛サロンではお客様のカウンセリングを担当していました。
今はwebライターとして働いています。
なるラボでもたくさんの記事を執筆します!

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