Webライターって何してる?7つの仕事内容と収入について解説!

「未経験でもWebライターになれる?」
「収入や仕事内容は?」
「自分に合いそうな仕事はあるのか?」
と考えていませんか?

専門知識や経験がなくても始めやすいのがWebライター。未経験でも、努力次第でスキマ時間に収入が得られるWebライターは魅力的ですね。

この記事では、Webライターの仕事内容について紹介していきます。Webライターへのなり方が気になる方にも書いているので、ぜひ最後までご覧ください。

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WebライターとはWeb上にある記事を作成する人のこと!

Webライターは、Web上の記事を作成する仕事をします。

例えばSNSやブログ、Webサイトなどに書かれている文章は『Webライティング』と言います。

知識や技術を学べば未経験からでも挑戦でき、Webサイト上の記事はライターが執筆している場合が多いでしょう。

仕事の流れとしては大きくわけて5つあります。

  • リサーチ
    質の高いコンテンツを提供するために効果的な方法がリサーチです。ターゲットに有益な記事を作成するためにネットで調べたり、インタビューをしたりして情報を集めます。
  • 構成案作成
    内容が明確になるため執筆しやすく、クライアントと記事の方向性を統一しやすくなります。
  • 執筆
    クライアントから指定されたテーマや文字数をもとに、記事を執筆します。
  • 画像の挿入
    記事を提出する上で、画像を選定して挿入する場合もあります。ポイントは各見出しごとに選ぶことです。見出しと違うイメージの画像を選ぶと注意される可能性もあります。
  • 入稿
    記事をWeb上にアップし、読者に見てもらうためには入稿という作業が必要です。


    読者が検索し、記事を読めるような状態にするためにはCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)でテキストや画像を管理する必要があります。このCMSを使えば誰でも簡単に記事をアップすることができます。

    CMSの一つで有名なのは「WordPress」です。国内では約80%のシェアを占めています。海外でも約60%と多くのシェアを占めるので「WordPress」を攻略すればライターとして入稿だけでなく、ブログやWebサイトを作ることができます。

Webライターの7つの仕事を紹介!

Webライターと言っても、様々な仕事があります。Webライターは大きく分けてどのような仕事があるのか、以下の7つの仕事を紹介します。

  1. SEOライター(企業メディア)
  2. 取材ライター
  3. コピーライター
  4. セールスライター
  5. PRライター
  6. コラムライター
  7. シナリオライター

仕事内容が重なる部分もあるので、細かく紹介していきます。

1.SEOライター(企業メディア)

まずSEOとはSearch Engine Optimaizationの略で「検索エンジン最適化」を意味します。

Webサイトを検索エンジンの上位に表示させるための施策で、正しい対策をするとサイトを閲覧してくれる人が増えます。ユーザーが検索する悩みやキーワードを把握して、有益な記事を執筆することを「SEOライティング」といいます。

その「SEOライティング」を用いて記事を執筆する人を「SEOライター」と呼びます。

例えばあなたが検索した時に、1ページ目の一番最初のWebサイトの記事を読むのではないでしょうか。
同じように検索をかけたとき、一番最初に出てきたサイトに有益な情報があると感じて閲覧します。

記事を上位表示させるためにはテクニックが必要なので、SEOライターが必要です。

2.取材ライター

取材ライターはインタビューで得た情報をもとに記事を書く人のことです。

主にクライアントから依頼を受けて取材することが多く、時にはアポ取りや簡単な写真撮影まで担当することもあります。取材許可が取れている場合は現場に向かい、インタビューをすれば大丈夫です。

取材をする対象は大きく分けて以下の3つです。

  • 企業
  • 店舗(飲食店、小売店など)
  • イベント

誰に何をインタビューするかを企画し、案が通れば相手に許可を取って質問の項目を考え、取材したら原稿にします。

インタビュー相手の言葉を整理して書き起こし、相手の感情や思いを文章に反映させて伝える仕事です。

取材相手から有用な情報や本音を引き出すためには、思わず話したくなってしまうような相槌や質問ができるかがポイントになります。

相手の立場にたって物事を考え、物おじせずに前向きにコミュニケーションがとれる人に向いている仕事です。

3.コピーライター

コピーライターの仕事はバナー広告(サイトを開いた時にでてくる画像または動画の広告)やマスメディア広告(新聞・雑誌・テレビ・ラジオ)に掲載される宣伝のためのキャッチコピーを考えることです。

例えば、JR東海の「そうだ京都、行こう。」やキューピーの「愛は食卓にある」が有名ですね!

売り込むよりも商品のイメージアップや人の心を動かすための言葉や文章を生みだします。

コピーライターは分析力が必要です。商品の特徴を分析し、市場を見極めターゲットに響かせるために膨大な資料を読み込む必要があります。

さらに粘り強く、貪欲にキャッチコピーを創作できる人でないと続けることができません。

なぜなら選りすぐりのキャッチコピーを生み出すために何十~何百もの案を出す必要があるからです。

多くのキャッチフレーズは使われることが無く、ようやく採用されたものが渾身の作品となって世の中に発信されます。

4.セールスライター

セールスライターは広告をうまく使い宣伝をするプロです。コピーライターとの違いは、読者を具体的な行動や購入に繋げるための文章を生み出すことです。

読者が購入までのアクションを起こしやすい以下の媒体で活躍します。

  • ランディングページ(LP)
    資料請求やお問合せなど読者が具体的に行動を起こしやすいページのことです。
  • メールマガジン
    商品やサービスの案内をEメールを使って行うことでメールアドレスを持っている顧客に対して発信することが一般的です。
  • ダイレクトメール(DM)
    商品やサービスの宣伝・営業を郵便を使って、個人や法人に行うことです。※SNSでも“DM”という言葉を使いますが、SNSの“DM”は機能のことなので、ここで紹介する内容とは違います。

セールスライターに向いている人は文章力も大事ですが「どうすれば欲しくなるか?」を徹底的に考えぬくことが出来る人です。

商品や人の魅力を伝えるために多くのリサーチを必要とするため、調べるのが苦にならない人に向いています。

5.PRライター

企業の広報やPRに特化したライターです。
Webライターと明確に違いが定義されている訳ではありません。しかし、PRの本質を理解し、企業やブランドの広報に関連する記事を書けるライターのことを指します。

具体的には以下の仕事内容です。

  • プレスリリース
  • 書籍・パンフレットの文章作成
  • オウンドメディア用の記事の作成
  • SNSの投稿文

企業の事業発展に携わるため、経営者との関わりがあります。PRをするということはその会社の顔となるため責任感があり、やりがいのある仕事です。

PRライターとしてキャリアを重ねると、ゆくゆくは企業やブランドの戦略をたてられる『PRプランナー』の仕事に携われる可能性もあります。

6.コラムライター

コラムライターの仕事はテーマに対して根拠を明確に示し、ライターとしての意見を述べる記事を書くことです。

コラム記事というと「わかりにくいな…」と思うかもしれません。

あまり身近に感じないような印象ですが、新聞の1ページ目の下の方に掲載されている「囲い記事」がイメージしやすいのではないでしょうか?

新聞社の持つWebサイトにアクセスすると(特に読売新聞がわかりやすいです)コラムページが読めますので、ぜひご覧ください。

明確な根拠・結論を示し、読者の共感を得る記事を書けるコラムライターが求められています。

7.シナリオライター

オンラインセミナーの原稿・YouTube動画のシナリオを作るのが主な仕事です。

仕事内容はテーマや大枠のストーリーに沿って、セリフやナレーションを台本のように書きあげていきます。

またナレーションだけでなくイメージや映像の指示、場合によってはSEなども書き加えていきます。

シナリオライターには豊かな想像力とストーリーを生み出す必要があるので、自分の持っているイメージを体現するのが得意な人におすすめの仕事です。

Webライターの3つの働き方とは?

ここではWebライターの働き方について紹介していきます。

  1. 企業で働く
  2. フリーランスで働く
  3. クラウドソーシングに応募する

1.企業で働く

まず社員として会社に勤めながら、メディアの記事を執筆する働き方があります。

会社員として勤めるメリットは毎月一定の収入を得ることができ、安定した働き方ができることです。

各部門の一員として他の業務をしながらその一環としてライティングも担う場合と専門のスタッフとして企画・編集担当者の指示を受けながら執筆する場合があります。

雇用形態も正社員・契約社員・派遣社員など様々で、会社によっては会議や行事に参加する必要があるため理解しておきましょう。

求められるスキルや経験、待遇は企業のニーズによって違うため確認する必要があります。

2.フリーランスで働く

最近増えているのがフリーランスとしての働き方です。企業に属することなく、案件ごとに契約を結んで仕事します。

働いた分だけ収入を得ることができ、働く時間や場所などの自由度が高いのが魅力です。

時間や場所に捉われないので、副業として休日や夜に働く方、学生や主婦であれば学校や家事の合間に書いている方もいらっしゃいます。

クラウドソーシングに応募する

初心者であれば「クラウドソーシング」などのWebサービスで仕事を探し、実績を重ねるのがよいでしょう。

「クラウドソーシング」とは仕事を発注したい企業や個人がインターネットを通じて不特定多数の人に仕事を依頼することです。

有名な企業に「クラウドワークス」や「ランサーズ」があります。

初心者向けの仕事は比較的簡単なため単価が安いです。

例えば商品説明文や広告文の作成・SNSに投稿するコメントの作成など、フォーマットが決まっていて文字数の少ない仕事が多いです。

一般的に細かい指示に従って作成する記事は単価が安く、企画や編集などの仕事がある場合や専門的な知識を必要とする仕事は、単価が高くなります。

Webライターの年収はどれぐらい?

Webライターの年収は想像がつかないですよね…。会社員なのかフリーランスなのかで年収は変わってきますが、こちらで紹介します。

年収

正社員で働くWebライターの平均年収は約448万円(※1)です。日本人の平均年収は約443万円(※2)と言われているので平均並みです。

Webライターは稼げないと言われますが、雇用形態や働き方によって年収は変わってきます。フリーランスは一般的な年収が300万円(※3)と言われています。

スキルや専門性があれば給料は増えていきますが、まだ実績などがない場合は200万円台と想定しておきましょう。

(※1)求人ボックス
(※2)民間給与実態統計調査
(※3)フリーランス白書

年収を上げるポイント

Webライターとして年収をアップさせるために必要なことは、技術を向上させることです。

まずはスキルを磨いて執筆時間を減らせるように努力しましょう。そのあとに実績を積み、専門性を磨いて付加価値をつけられるように執筆本数を重ねます。

Webライターは執筆本数とともにスキルが上がっていくので、いかに多くの記事と向き合えたかが勝負になってきます。

Webライターに必要な3つのスキルとは?

Webライターにはどのようなスキルが必要なのでしょうか?以下の3つを紹介します。

  1. 基本的なパソコンのスキル
  2. 情報を集めて整理するスキル 
  3. わかりやすい文章を書くスキル

1.基本的なパソコンのスキル

パソコンを使って文章を入力していくため、基本的な使い方は身に着けておきましょう。

しかし使い方と言ってもエンジニアのように難しいコードなどを覚える必要はありません。

タイピングのスピードが仕事の速さに直結するので、ブラインドタッチ(キーボードを見なくても文字入力ができる)はぜひ身に着けたいですね。

入稿方法はwordpressやワード、クライアントが持つ独自のシステムも使用する場合もあるのである程度の知識は必要でしょう。

2.情報を集めて整理するスキル

次にWebライターでリサーチは必須です。

書籍や参考文献、ネットを利用して記事の内容をリサーチや、現地に足を運んでインタビュー、SNSなどを利用して情報収集を素早く行う力が必要です。

記事の執筆にあたって、地道なリサーチを行えるライターはとても貴重ですね。上級者のライターほど徹底したリサーチを行っています。

3.わかりやすい文章を書くスキル

リサーチした内容をわかりやすく、読者に必要な情報として提供する文章力が必要でしょう。

記事を読むのは見ず知らずの人です。家族でも友達でもない人が読むため、筆者の考えを汲み取ることなくWeb上の情報だけを受け取ります。

自分で集めた情報を認識のずれが起こらないように順番を考え、文章で正しく伝えていかなければなりません。

Webサイトに記載する内容は大人から子供まで誰が見てもわかりやすく、同じ解釈ができるような文章に仕上げるスキルが必須です。

Webライターには将来性がないのか?

Webライターには将来性があります。

昨今、テキストよりも動画や音声コンテンツが増えているものの、字幕を反映したり、台本を作ったりする必要があるため、Webライターの仕事は完全には無くならないでしょう。わかりやすい表現に変えることはライターの腕の見せ所です。

またクラウドソーシングサイトで検索すると、記事単価の低い案件が多く、目立ちます。スキルや実績が積めれば、高単価な案件の獲得が可能です。
クライアントは信頼できるライターに仕事を依頼したいため、クラウドソーシングの中では見つからないこともあります。

スキルのあるライターが少なく、AIはまだ表現力のある文章を作り出すことができません。なので、基本的なライティングスキルを身に付けながら、案件先の人とコミュニケーションが取れたり、マーケティングスキルを身に付けたりと、クライアントの意思を読み取れるWebライターが残っていきます。

Webライターの需要はコンテンツとともに、増えるでしょう。AIに代替されない良質な記事を執筆できれば、需要は高まる一方です。

初心者OK!Webライターになる3つの方法

初心者でもWebライターになれる方法について紹介します。下記の3つです。

  1. ライタースクールに通う
  2. 案件を自分で探してみる
  3. 初心者OKの会社に入社する

ライタースクールに通う

値段は高額ですが、未経験からスキルの習得と案件へのサポートがついています。受講期間は1年程度のものがほとんどです。期限内であれば、全額返金を行う企業もあります。

チャットサポートや質問できる環境が整っているので、スキルアップにはおすすめです。

案件を自分で探してみる

クラウドソーシングなどで案件を探して応募しますクラウドソーシングとは、個人や企業がインターネット上で不特定多数の人に業務を依頼するビジネスのことです。始めのうちは低単価ですが、数をこなして実績を作り、徐々に高単価を目指しましょう。

初心者OKの会社に入社する

未経験から効率よくWebライターになるには、初心者でもOKな会社に入社することです。IT企業や制作会社など、Webライターを募集している会社に入ります。
一番の魅力はお給料をもらいながら、スキルを身に付けられること。先輩からフィードバックを頂きながら、技術を習得できます。

まとめ

Webライターの仕事内容を簡単にまとめると以下の5つです。

  1. リサーチ
    読者に向けて有益な記事を作成するためにネットでリサーチを行い、インタビューをして情報を集めることです。
  2. 構成の作成

  3. 執筆
    クライアントに指定されたテーマや文字数をもとに、執筆をします。
  4. 画像の挿入

  5. 入稿
    作成した記事をWeb上にアップする作業です。CMSの1つで国内外大きなシェアを誇る「WordPress」に記事を書き入れます。

仕事の種類としては以下の7つがあります。

  1. SEOライター(企業メディア)
  2. 取材ライター
  3. コピーライター
  4. セールスライター
  5. PRライター
  6. コラムライター
  7. シナリオ・脚本ライター

一言で「ライター」といっても、仕事内容が違います。文字を書くことが必要なことは確かですが、自分の性格に合わせてライターの仕事を検討してみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

かの
1996年 埼玉県出身

専門学校卒業後は音楽業界で電飾をした後、販売・接客・営業など様々な経験をしました。

沢山の経験をさせて頂く中で「自分はどのように働きたいのか」を日々考えるようになりました。

その結果、時間・場所問わず自由に働けるようになりたい、

仕事の合間を縫って学んだ知識をIT業界に活かしたいとの思いから、今に至ります。

これからよろしくお願いします♪

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