子育てにおすすめの移住先12選!メリット・デメリットも合わせて紹介


「子供がのびのびと生活できる環境はどこだろう」


「子育て支援が手厚い自治体はどこだろう…」


「自然と触れ合えて、多くの体験ができる地域はないだろうか?」
と思っていませんか?


現代の子供の生活に、自然に触れる機会が不足しているのではないかという声が高まっています。研究結果でもでているように、子供の時の経験や体験が将来に大きな影響を及ぼします。(参考:子供の体験活動が発達に与える影響)


そこで今回は子育てにおすすめの移住先について紹介していきます。
さらに子育て移住のメリット・デメリットについても合わせて紹介しますので、地方への移住を考えている方や家族で移住先を考えている方は、ぜひご覧ください。

子育てにおすすめの移住先12選!

子育てにおすすめの移住先について紹介します。主に子育て支援が手厚い自治体には以下の3つの特徴があります。

  • 子育て世帯が多い
  • 子育て支援が手厚い
  • 利便性が高い

特に、教育や医療の質や量、支援の充実は、子育て世帯の人気に直結していると言えます。

①静岡県

自然豊かで、温暖な気候に恵まれている静岡県。静岡県では3つの特徴的な取り組みがあります。

  • 静岡市子ども・子育て支援新プラン
  • 認定こども園の増加
  • ファミリーサポートセンター

静岡県内の各市町村は、子育て世帯を応援する独自の制度が豊富です。

首都圏までのJRの特急や新幹線などを使えばアクセスも良いため、平日は東京で通勤し、休日は自然の多い場所で家族とともに過ごすこともできます。

②長野県

長野県は移住相談者から注目されている地域です。移住者向けにツアーやセミナー、相談会を定期的に実施しています。

当県では県外からの移住数の目標を掲げ、移住支援を積極的に行っています。


長野県に移住した人々の声は、県が運営するポータルサイトにまとめられています。子育て世帯の体験談も豊富に載っているため、移住者のリアルな声がわかるでしょう。

楽園信州

③福岡県

福岡県も注目されている県の一つです。各市町村に移住したい人を応援する「移住コンシェルジュ」がいます。


この「移住コンシェルジュ」は地域のことを熟知しているため、住まいや仕事、子育て環境や支援制度についての相談や紹介をしてもらえます。


県のポータルサイトなどをみると「福岡県人度診断」や「おすすめエリア診断」などのコンテンツがあるので、楽しみながら理想の移住先を見つけられます。

福がお~かくらし

④山梨県

山梨県は「子育てのしやすさ日本一」を目指して、取り組みが行われている地域です。首都圏との行き来がしやすく、東京などで働きながら田舎暮らしもできる山梨県。


移住の際に18歳未満の子供を連れてくると、ひとりにつき30万円が加算されるのもポイントです。(昭和町と上野原市は対象外です)


山梨県では、病児・病後児保育事業の広域化を開始。共働きで子育てしている家族にとっては、県内在住であればどの地域の病児保育を利用できるのは心強いです。

やまなし子育てネット

⑤北海道

北海道では少子高齢化を社会全体の問題として受け止め、子育てがしやすい環境づくりに取り組んでいます。

  • どさんこ・子育て特典制度
  • ちょこっと暮らし
  • 北海道赤ちゃんのほっとステーション
  • 道民育児の日の推進

「どさんこ・子育て特典制度」は、市町村・企業等の協力のもと、妊娠中の方もしくは小学生までの子供がいる世帯に特典サービスを提供し、子育て家庭を支援する制度です。道内にお住まいの方であれば、買い物や施設の利用時に特典カードを提示すると、利用できます。


また北海道には「ちょこっと暮らし」という制度があります。いきなり首都圏から北海道に移住するのは勇気がいると思います。その場合は気になる地域に体験移住も可能です。


どさんこ・子育て特典制度
ちょこっと暮らし

⑥千葉県

子育てをしながら共働きする世代に注目されているのが千葉県東京駅までおよそ20分と交通の便がよく、公共交通機関が拡充し通勤しやすくなったため、ベッドタウンとして人気のエリアもあります。


ひとり親世帯に向けたサポートが手厚く、条件を満たせば子供のみならず、親の入院費も自治体が負担してくれます。


他にも、仕事の都合でどうしても子供の相手が出来ない場合、事前に申請を行えば一時的に預かってくれる施設もあります。


市によっては大型ショッピングモールや公園、広場などの子育て施設を一箇所に集めて利便性を高めるなど、共働き世代の目線による改革を行っています。


⑦神奈川県

都会の便利さと自然を両方感じられるのが、神奈川県です。以下の制度があります。

  • 子育て支援
  • 空き家バンク
  • 住宅支援
  • 就職、創業支援

「子育て支援情報サービスかながわ」では、行政サービスのまとめや保育園・幼稚園などの公共施設が探せるようになっています。LINEの相談も可能です。

⑧沖縄県

人気の観光地域の沖縄県では、子育て世帯の移住希望先としても注目されています。1年を通して温暖な気候で、海や自然に囲まれた暮らしは魅力的ですね。


沖縄県は子育てに関連する様々な取り組みを行っています。県としてはこども医療費助成をしていて、未就学児への医療費現物支給や、中学修了前の子供へは入院費用の還元をしています。


各市町村では他にも独自の子育て支援を行っている。保育施設も拡充されており、令和3年の待機児童数は過去6年間で減少となりました。


エリアによってお試し移住も行っているようなので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。


⑨京都府

京都府が行う取り組みとしては市・大学・子育てと提携して作られたコンテンツの整備や電子書類の整備等です。

また子育て支援団体とスポーツ団体の交流を深めるための親子体操やヨガ、子供を対象としたイベントの実施を行っています。

⑩大阪府

交通インフラや商業施設など、大阪市内であれば、どこに住んでも生活に不便さが気になりません。

家賃も東京都よりも安いため、生活コストを抑えることが可能です。また教育環境も充実しており、多くの方に支持されています。

⑪兵庫県

関西で随一の子育て支援の街です。所得制限を決めず、とにかく子供に対して手厚い制度があるのが特徴。

20代から30代の子育て世帯を中心として、人口が増加している状態にあり、比例して出生率もあがっている注目されている県です。

⑫秋田県

また家族で移住した場合、18歳未満の子供がいれば1人30万円が追加で支給されます。単身の場合であっても一人あたり60万円支給されます。


第2子以降の保険料や副食費の全額助成が受けられます。ほかにも秋田県独自の取り組みとして行われている「あふれちゃんのえほんばこ」。


「えほんばこ」では親子が絵本を通じてスキンシップをとれるよう、オンライン上で厳選した絵本を紹介するなどのユニークな活動をしています。


私たちが住んでいる東成瀬村では、子育て支援として以下の取り組みを行っています。

  • 保育園・小中学校給食費ゼロ
  • 子育て支援金の支給
  • おむつ等購入費助成事業

東成瀬村では、子育てにかかる費用の負担支援金の支給など充実した制度が整っています。

自然豊かな場所で子育てできるのも、魅力ですね♪


子育て支援について書かれたこちらの記事をチェック♪↓

子育て地方移住の3つのメリット

子育てのために、地方移住するには3つのメリットがあります。

  • 子育て支援が手厚い
  • 安心して遊べる場所が多い
  • 待機児童が少ない

1つずつ紹介していきます。

子育て支援が手厚い

多くの自治体では、子育て支援に協力的です。支援の内容は様々ですが、さまざまな自治体で支援が受けられることを知っておくと心強いでしょう。

安心して遊べる場所が多い

地方では、子供が安全に遊べる場所が多いのが特徴です。近年では都心でも公園が増えましたが、基本的に交通量が多いので、事故に巻き込まれるリスクも高まります。


また遊べる場所は増えたものの都心の公園では子供が多く、すきな遊具で遊べないこともあります。人口も多いので、不審者と遭遇したなどの身に危険を感じるニュースも後を絶ちません。


地方であれば自然豊かで広い場所があり、さまざまな経験をしながら走りまわることも、ボールで遊ぶこともできます。


地域全体で子供を見守る体制が整っているので、自由に遊んでいても安心です。

待機児童が少ない

待機児童問題は以前よりも改善されつつあります。待機児童とは保育施設への入所条件を満たしており、入所申請をしているにもかかわらず、利用ができていない未就学児のこと。


2021年4月時点では約5000人にとどまりましたが、依然として全国の保育園不足は続いています。特に都市部では不足しているのが現状です。


地方をみてみると、自治体によっては待機児童ゼロを目指して、保育施設を増やしています。地方に行くと子供の数自体が少ないため、都会に比べて待機児童の心配があまりないでしょう。


待機児童マップ
待機児童数調査のポイント

子育て移住の3つのデメリット

医療機関が少ない

都心に比べて医療機関が少ないことがデメリットです。病院の数が少ないため、夜間診療にかかることができないことが想定されます。

移住前には、最寄りの医療機関までの移動時間の把握が必須なのと、施設が充実しているかのリサーチが必要です。

公共機関が少ない

地方での移動は基本的に車がほとんどです。

公共機関があったとしても運行本数が少ないので、遠くに出かけるときはもちろん、近場であっても時間に余裕をもって行動すべきでしょう。

移住先を選ぶ際にはリサーチが必須です。

地方公共交通の現状

教育の選択肢が少ない

都心であれば、予備校や塾が多く、駅前にあったりと非常に便利ですよね。しかし、地方では選択肢が少ない傾向にあります。

しかも地方では近くの塾や習い事に行くまでに時間がかかり、車での送り迎えが必須です。そもそも希望する習い事が出来ない可能性もあります。

居住エリアの学習ハンデを解消すべく、近年ではオンラインスクールが普及しています。

自宅で受講が可能なので、移動時間もかかりません。直接対面で受けることはできませんが、オンラインでの仕組みを上手く活用するのがよいでしょう。

自然の多い場所で子育てするなら、東成瀬村を検討してみては?

今回は子育てにおすすめの移住先について紹介しました。

おのおのの自治体で、子育て移住を推進している制度を知ることができたかと思います。子育て移住を考えているのであれば、移住先の環境をリサーチすることから始めてみませんか?

子育て支援が手厚い地域を選びましょう。

この記事を書いた人

かの
1996年 埼玉県出身

専門学校卒業後は音楽業界で電飾をした後、販売・接客・営業など様々な経験をしました。

沢山の経験をさせて頂く中で「自分はどのように働きたいのか」を日々考えるようになりました。

その結果、時間・場所問わず自由に働けるようになりたい、

仕事の合間を縫って学んだ知識をIT業界に活かしたいとの思いから、今に至ります。

これからよろしくお願いします♪

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