「IT業界で働きたいけど、未経験でも転職できるか不安」
「IT業界に必要なスキルが知りたい」
「IT業界への転職活動を決めたけど、何からはじめればいいのかわからない」
と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
パソコン1台あれば仕事ができ、年収も高く、好きな場所で働けるイメージが強いIT業界ですが、実務未経験でも転職できるのか不安な人は多いと思います。
そこで本記事では、20代未経験者がIT業界に転職できる理由と、転職する際のポイントを紹介します。
未経験者がIT業界に転職するために必要な情報が載っていますので、是非最後までお読みください。
20代×未経験でもIT業界に転職できる
20代の経験者でも、IT業界に転職することは可能です。
理由は以下の2つ。
- IT業界は人材が不足している
- ポテンシャル採用をしている企業が多い
IT業界の人材不足は深刻です。
経済産業省の調査によると、2030年には最大約79万人のIT人材が不足すると言われています。
(出展:経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課「IT人材育成の状況等について」)
IT業界は、ポテンシャル採用を取り入れている企業も多くあります。
ポテンシャル採用とは、過去の経歴やスキルで判断するのではなく、入社後の成長に期待する採用方法です。
20代はポテンシャル採用のチャンスが多く、意欲の高い人材や柔軟な対応など、素直さと向上心を持った人材が採用されやすい傾向にあるでしょう。
プログラミングスクールに通いエンジニアとして転職する人や、独学でプログラミングを学び、IT企業に入社する人もいます。
人材不足の現状やポテンシャル採用など、様々な要因から、20代未経験者でもIT業界への転職は現実的と言えます。
20代×未経験でIT業界に転職するメリット3選
未経験からIT業界に転職するメリットは、主に3つです。
- スキルと実績を積めば年収が上がる
- 経験を積めば独立も可能
- リモートワークができる
IT業界は、他の業界と比べてスキルと実績を積めば、年収が上がり、独立もしやすいでしょう。
それぞれについて解説します。
1.スキルと実績を積めば年収UPを見込める
DODAによると2022年のIT業界全体の平均年収は約436万円です。
(出展:DODA)
IT業界は、他の業界と比較しても、高収入が期待できる分野の1つです。
デジタル化に伴い、IT業界の成長が続いているので、多くのポジションやチャンスが生まれています。
また、ITスキルを積み上げ、英語でのやり取りができるようになれば、海外でも活躍できるキャリアチャンスが広がります。
世界71カ国で勤めるIT技術者の収入を調査した結果、最も平均年収が高いのはスイスで、10万53ドル(2022年12月15日時点で約1,350万円)。2位はアメリカで、8万9161ドル(2022年12月15日時点で約1,200万円)でした。
(出展:IT media NEWS 2022年12月15日の記事より)
ITスキルと実績をしっかりと積むことで、収入アップやキャリアアップのチャンスが大きく広がります。
2.経験を積めば独立も可能
未経験からIT業界に転職してスキルと実績を積めば、将来的に独立や起業といった可能性を広げられます。
確かなITスキルと実績があれば、パソコン1台で働けるので、個人事業主や起業することも可能でしょう。
IT業界に転職をして3年でフリーランスとして独立した方や、新しいITサービスを考え、会社を立ち上げる人などいます。
IT業界は未経験でも、スキルと実績を積めば、独立という可能性を秘めています。
3.リモートワーク率が高い
IT業界はリモートワークを導入している企業が多く、柔軟な働き方ができます。
パソコン1台あれば仕事ができるため、働く場所に縛られません。
弊社も、リモートワークを導入しているIT企業の1つです。
旅行先から仕事を行い、会議などもオンラインでするため、多様な働き方を実現しています。
リモートワークにより、通勤時間の削減や、ライフスタイルに合わせた働き方ができます。
20代×未経験でIT業界に転職するときの3つの注意点
未経験で、IT業界に転職する際の注意点を3つ紹介します。
日本では、IT人材が不足していますが、20代であれば誰でも転職できるというわけではありません。
業界のことを調べずに転職活動を始めてしまうと、転職後に想像していたものと違った……ということになりかねません。
転職活動する前の注意点をそれぞれ解説します。
1.最初から年収が高いわけではない
20代で未経験からIT業界に転職する場合、はじめから高い年収を期待するのはやめましょう。
IT業界は、スキルと経験が給与に反映されるので、未経験者の場合は、はじめから年収が高いわけではありません。
ただし、企業にもよりますが、経験とスキルを積めば将来的には収入は上がります。
実例として、IT業界に異業種から転職した初年度は年収300万円だった人が、3年後には年収が500万円以上になるケースはあります。
常に新しい技術を学び続け、継続的にスキルアップをすれば、高収入を得ることは充分に可能でしょう。
2.最低限のIT知識は必要
未経験からIT業界に転職する場合でも、基礎知識は勉強しておきましょう。
併せて、業界の動向を把握すると、転職後の業務においてスムーズなコミュニケーションを取れます。
また、勉強していれば、学習意欲があるというアピールポイントにも繋がるでしょう。
企業側も向上心を持った人材を求めているため、採用時に応募者の学習意欲を重視しています。
ITに関する資格の取得や、独学でプログラミングを習得するなどして、面接時にアピールしましょう。
未経験でも、最低限のIT知識を身につければ、採用のチャンスを高められます。
3.未経験者を採用しているのは都市部企業
転職活動する際は、未経験者向けの求人の多くが都市部に集中していることを理解しておきましょう。
多くのIT企業は、東京や大阪などの都市圏にオフィスを構えています。
ただ、弊社は秋田県にありますが、IT未経験者を採用し高度な専門研修でスキルを身に付け、都市部の企業からお仕事をいただいています。
最近ではリモートワークの普及により、地方にオフィスを構えるIT企業も増えてきました。
転職活動する際は、通える範囲で探すのか、転職に伴い引越しできるのかも含めて行いましょう。
20代×未経験者におすすめのIT職種3選
20代未経験者におすすめのIT職種は、以下の3つです。
- システムエンジニア
- ITコンサルタント
- クリエイター
それぞれの職種について、特徴を解説します。
1.システムエンジニア
システムエンジニアは、プロジェクトの上流工程を担当する職種です。
プロジェクトメンバーをマネジメントし、クライアントとの打ち合わせを行い、プロジェクト全体を管理する役割を担います。
経験者と比較すると、未経験者は不利になりますが、転職できないわけではありません。
IT業界の需要が高まるにつれ、ITエンジニアが不足しているからです。
IT業界は今後も成長し続ける可能性が充分に高いので、システムエンジニアの需要も高い状態が継続するでしょう。
企業も、必要な人員を確保するために、未経験者を積極的に採用しています。
多くの企業が未経験者を採用し、システムエンジニアを育てるので、20代で経験がなくても転職は可能です。
2.ITコンサルタント
ITコンサルタントは、経営や業務の改善につながるシステムの立案・提案をして、課題の解決を図る仕事です。
IT全般にわたる幅広い知識や、論理的思考力やコミュニケーション能力の高さも求められます。
ITコンサルタントも、未経験者を採用している企業は多数あります。
IT関連のスキルやこれまでの職務経験も見られますが、未経験者の場合は、特にポテンシャルが重視されるでしょう。
難易度が高い職種ではありますが「なぜITコンサルタントになりたいのか」を明確にして、転職活動に望んでください。
転職活動と並行して、業界の情報収集も必須です。
3.クリエイター
ここでは、WebライターやWebデザイナーについて、取り上げます。
20代未経験者でも、WebデザイナーやWebライターとしてIT業界に転職するのは充分可能です。
インターネットの普及に伴い、質の高いWebコンテンツの需要が増加しているからです。
積極的に募集を行っている企業が多数あるため、20代未経験者でもチャンスが広がっています。
20代×未経験からIT業界に転職する際の2つのポイント
未経験者からIT業界に挑戦するための、重要な2つのポイントを紹介します。
闇雲に転職活動をはじめても、うまくいきません。
20代未経験でIT業界に転職を考えている方に2つの大事なポイントをお伝えします。
1.企業リサーチは研修制度をよく確認する
応募する企業に、研修制度があるか確認しましょう。
未経験者の募集を行っている企業でも、研修がある企業とない企業があります。
また、研修内容や期間についても確認してください。
未経験者向けに、教育制度を整えている企業もあれば、現場に出て業務を行いながら知識や経験を積む研修もあります。
20代未経験者がIT業界に転職する際には、企業の研修制度は最も確認するポイントです。
求人情報で、研修内容や期間などが確認できない場合は、面接時に聞きましょう。
2.資格を取得する
IT関連の資格を取得すれば、向上心があることを企業にアピールできます。
ITパスポートや基本情報技術者の資格は国家資格でもあるため、取得しておいて損はないでしょう。
ITパスポートは、IT系の入門資格の1つで、国家試験でもあります。
基本情報技術者の資格は、IT業界で働くための基礎が一通り学べる内容です。
データベースやプログラミング言語について、基礎的な知識を証明できます。
注意してほしいのは、資格があれば転職できる訳ではないということです。
あくまで、最低限のIT知識を持っている証明なので、IT業界で働くための意欲を企業に伝えるための手段です。
未経験でIT業界に転職するのであれば、勉強のために資格取得するのは効果的でしょう。
業界のトレンドを把握して転職を成功させよう！
20代未経験で、IT業界に転職は可能です。
ただし、転職活動を始める前に、業界や職種についてきちんと調べましょう。
なぜIT業界で働きたいのか、どの職種で働きたいかを明確にするのが大切です。
弊社では、未経験からIT人材を募集しています。
9割以上が未経験からの入社で、高度な研修を得て、それぞれのメンバーが成果を上げています。
カジュアル面談を実施していますので、話だけ聞いてみたい！という方も大歓迎です。
皆さまからのカジュアル面談のご応募をお待ちしております。
この記事を書いた人
- 飲食業で11年間働き、その後は脱毛サロンで勤務していました。
飲食業では店長として、脱毛サロンではお客様のカウンセリングを担当していました。
今はwebライターとして働いています。
なるラボでもたくさんの記事を執筆します！
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