こんにちは。なるラボライターのみさきんぐです!
地方に移住をしたいけれど「住まい探しは、どのようにしているんだろう?」と、疑問に思っていませんか?
「安そうだし憧れるけど、実際住んでみて損したくない…」とお悩みのあなたのために、空き家住まいをレビューしていきます。
秋田県東成瀬村に移住し、空き家に住んで半年が経つアラサー女子の筆者が「空き家の魅力」と「大変だった点」をお伝えします。
この記事を読めば、空き家暮らしがイメージできます。ぜひ、ご覧ください。
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空き家ってどんな家?定義と問題点を解説
空き家は「1年以上住んでいない、または使われていない家」のことをいいます。
日本の空き家の戸数は、2018年に849万戸。全住宅のうち13.6%を占めており、年々右肩あがりに増えています。
空き家の問題点は、以下の3つがあります。
- 放置されて倒壊の危険がある
- 適切に管理されず景観が損なわれる
- 犯罪の温床になる
一方で、空き家活用の流れもあります。「新築で家を立てるより、空き家に安く住みたい!」と思っている方が、一定数いるのも事実です。
空き家の探し方は3つ。空き家バンクや紹介など
一般的に空き家を探す方法は、下記の3つです。
- 自治体ホームページで募集を探す
- 空き家バンクを利用する
- 地元の人や不動産屋さんを活用する
特に空き家バンクでは、都道府県別に物件を多数紹介しています。買える・借りれる物件を検索でき、自身にぴったりの空き家を見つけ出せるのが利点です。
ちなみにわたしは会社からの紹介で、現在の空き家を見つけました。そもそも東成瀬村には、不動産屋がないからです。現在は同世代の社員と、シェアハウスをしています。
空き家を探す際に、ぜひ参考にしてください。
空き家のメリットは「安く暮らせる」こと
空き家暮らしのメリットは、一軒家に安く暮らせることです。
わたしの住んでいる空き家の家賃は、3万円です。生活費が各段におさえられています。
アラサー女子の平均家賃は6.32万円(一人暮らしに関する意識調査 別冊より)でした。家賃には地域差がありますが、6万円あれば一軒家を借りられる場合もあります。
空き家って、めちゃくちゃ安いんです!
また一軒家は広々と使えるのも、メリットといえるでしょう。
賃貸であれば「部屋が狭いな」と感じたり、お隣さんとの距離が近かったりと我慢する場合があります。
けれども空き家であれば、狭さを感じることも少なく、気を使いながら生活しなくても大丈夫です。
筆者も大人3人でシェアハウスをしていますが、狭さを感じず生活できています。
一軒家の空き家は、安くて広いことがメリットといえます。
空き家の大変な点は「片付け」と「メンテナンス」
空き家暮らしの大変な点は、以下の2つです。
- 引っ越しできる状態にまで片付けること
- 家のメンテナンス
1つ目は「引っ越しできる状態に片付ける」ことです。空き家には前の住人が置いていった、生活用品が残っている場合があります。ホコリや虫で汚れていることも、しばしば。
わたしも掃除にはとても苦戦しました。ホコリが約2cmほど積もっていたり、キッチンの油汚れが取れなくなっていたり。
空き家を探す際は、そもそも片付けが必要のない空き家を探すとよいでしょう。
それが不可能な場合は、掃除する人員と道具を用意しておきましょう。
2つ目は「家のメンテナンス」です。
古い家であれば、水道管が損傷してしまったり、屋根から雨漏りしてしまったりと不具合が起きやすいです。
そのぶんお金がかかりますし、時間も使います。購入・賃貸する前に確認してみましょう。
空き家の片付けとメンテナンスを頭の隅にいれ、物件探しをしてみてください。
【体験談】空き家暮らしのレビュー
空き家に暮らしてよかったと思う点は多いです。
家から美しい景色を見れますし、ご近所さんとの交流もあり、温かい生活を送っています。
私は広い家が好きなので、狭さをストレスに感じる場面はありません。家を快適に使えるよう工夫し、楽しんで生活しています。
もちろん不便な点もあります。東成瀬村は豪雪地帯なので、水道管が凍ってしまい水が使えなくなることも。
困難な点は、シェアハウスしているメンバーで協力しながら乗り越えています。
いい物件との出会いがあると、楽しい生活が送れるように思います。
今回紹介した方法で空き家をさがし、快適な田舎暮らしを実現してくださいね。
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この記事を書いた人
- 大学時代は、自分の働き方を模索するため、コーチング、ライター、NPO運営などさまざまな経験をして過ごす。休学をしてインターンシップ、海外での短期留学など好奇心に従って奔走していた。
一社目では、エンジニアを経験した。安定的な企業だったため、自由で挑戦的な働き方をしたいと思い退社。
現在は、なるテックのライターとして活動。東成瀬村に移住し、地方暮らしを楽しんでいる。