【地元の名湯】東成瀬村で愉しむ温浴施設4選

寒い季節は、気温の低さや日照時間の短さもあり心身共に疲れがたまりがちです。
特にこの東成瀬村は日本屈指の豪雪地域であり、冬は毎日たくさんの雪が降り積もります。

「東北は雪が多くて楽しみがあまりなさそう…」そう不安に思われた人もいるかもしれません。

そんな心も体も冷えがちな日々に「温浴」でゆったり過ごすのはいかがでしょうか?今回は私が実際に訪れて、体感した東成瀬村で入れる下記4つの温浴施設を紹介します。

  • 「なるせ温泉:東仙歩」
  • 「やまゆり温泉:ホテルブラン」
  • 「栗駒山荘:須川温泉」
  • 「ときめき交流センター:ゆっぷる」

についてご紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください!

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なるせ温泉:東仙歩

大きい建物ですが、道の奥にひっそりと佇んでいます

住所:〒019-0803 秋田県雄勝郡東成瀬村椿川真戸30−1
入浴料:大人400円 小人250円
アクセス:東成瀬役場から車で約8分

まずご紹介する「なるせ温泉:東仙歩」は東成瀬村の北部、2つの川の合流点にある宿です。
敷地内にはバーベキューハウスが設けられ、夏場は昔ながらの囲炉裏を用いてアウトドアを楽しむことが出来ます。

浴場はとても広く、照明は暗めで落ち着いた雰囲気

泉質:弱アルカリ性
効能:神経痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、疲労回復、打ち身くじき、慢性消化器病、冷え性、健康増進

奥行きがあり、落ち着いた雰囲気の照明が照らしております。
壁には山から切り崩した岩々が並び、その先には東成瀬村の日光を取り込む大きな窓。

お風呂は温度が異なる3つのお風呂が用意され、中でも「亀石」の愛称で親しまれている一枚岩をくりぬいたダイナミックな浴槽が特徴的です。

岩を切り抜いたダイナミックなお風呂「亀石」

温度は41℃ほどで少々熱めですが、冷えた体を芯までじっくり温めてくれます。

昼頃に訪れると「亀石」に入りながら降り注ぐ日光を浴び、自然と一体になりながら温泉を楽しむことが可能です。

やまゆり温泉:ホテルブラン

レンガで作られていてレトロな印象

住所:〒019-0803 秋田県雄勝郡東成瀬村椿川字柳沢39-7
入浴料:大人500円 小人300円
アクセス:東成瀬役場から約16分

次の「やまゆり温泉:ホテルブラン」は東成瀬村の北部、ジュネス栗駒スキー場に隣接するホテルです。

スキーに訪れた後のお風呂として利用されるお客さんが多く、運動後の癒しとなっています。

開放感のある空間です

泉質:アルカリ性単純硫黄温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進

スキー場が一望できる窓に囲まれた浴場で、開放的な空間が広がります。

浴槽は20人ほどが入れる大きさで、湯温は42℃と高め。
体から四肢の先まで温められ、疲れを吹き飛ばしてくれます。

また、この温泉はアルカリ成分が高く、肌の老廃物を落とす効果や美肌効果があるため、別名「美人の湯」としても有名です。

日中はスキーで思いっきり遊んで、夕方は疲れた体を癒しながら栗駒山の雪をながめ思い出に浸って過ごすのも良いでしょう。

須川温泉:栗駒山荘

大きな屋根が特徴的です

住所:〒019-0803 秋田県雄勝郡東成瀬村椿川字仁郷山国有林(栗駒国定公園内)
入浴料:大人(中学生以上)800円 小人:450円
アクセス:東成瀬村役場から49分

3つめの「須川温泉:栗駒山荘」は東成瀬村の南部、岩手県の境目にある標高1,100mの場所にある宿です。毎年5月から栗駒山の山開きがはじまり、登山をしに全国から多くのお客さんがやってきます。

特に10月上旬は紅葉の最盛期です。「日本一」と呼ばれる山一面の紅葉を楽しむことが出来ます。


自然が豊かでリフレッシュされます

泉質:
強酸性の明礬緑礬(みょうばんりょくばん)泉 
酸性・含硫黄・含鉄(Ⅱ)ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)
(旧泉質名:酸性・含鉄・含食塩-芒硝硫化水素泉)/(低張性・酸性・高温泉)

効能:
胃腸病、慢性婦人病、呼吸器病、慢性消化器病、慢性皮膚炎、高血圧症、神経痛、筋肉痛、関節炎、くじき、痔疾、病後回復期、疲労回復気、健康増進、きりきず、やけど、糖尿病、月経障害、虚弱児童、運動麻痺、関節のこわばり


浴場には木造作りの落ち着いた雰囲気の空間であり、栗駒山の日差しを取り込める大きな窓が並びます。また、同施設内の露天風呂は栗駒山を一望できる開放的な空間。


湯温は42℃と高めではありますが、源泉に近い温度で体をあたため、溜まった疲れを一気に押し出してくれることでしょう。


日中は栗駒山の雄大な自然を楽しみ、夜は降り注ぐような満天の星空を眺め、目と体両方で
癒される絶好のスポット
です。

ときめき交流センター「ゆっぷる」


近くにりんごのオブジェは行ったときに是非!

住所:〒013-0102 秋田県横手市平鹿町醍醐字沢口166
入浴料:3時間以内:460円 1日:690円
アクセス:東成瀬村役場から車で20分

最後にご紹介する「ときめき交流センターゆっぷる」は東成瀬村のお隣、横手市にある宿泊施設となっています。

周辺には広大な平鹿リンゴの樹園地が広がり、西側には出羽富士の「鳥海山」が拝める事が出来るスポットです。

明るく解放感があり湯気が全身を包みます

泉質:
塩化物泉 ナトリウムー塩化物、硫酸塩温泉

効能:
動脈硬化症、きりきず、火傷、慢性皮膚病、神経痛、関節痛

浴場はラウンド状の空間が広がり、非常に開放感があります。
中央にはゆっぷるのシンボル「リンゴ」のタイルアートが描かれ、ユニークな室内です。

浴槽は30人ほどが入れる広さの大浴槽があり、のびのび足を広げてくつろぐ事が可能。小さな滝のようにお湯が流れ出ていて、水の音を感じながら温まることができるでしょう。

湯温は41℃と温かく、じっくり温泉を楽しむことができます。

また、別の楽しみ方として、同施設内にあるサウナスペースで体を温めた後は先ほどの「鳥海山」が見渡せる露天スペース(男湯のみ)もあり、サウナ好きな方も楽しめる物となっています。

12月・1月には限定のイベントとして「リンゴ風呂」が開催され、とても賑やかな憩いの場としても有名です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回、東成瀬村から近い温浴施設4選をご紹介しましたが、秋田にはまだまだ魅力的な温浴施設がたくさんあります!

この記事を通して、皆さんなりの温泉の素晴らしさを見つけられることを願っています!

ではまた!

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この記事を書いた人

はっぴー
大学卒業後は北陸で土木業に従事しておりましたが、デザイナーなりたいという夢をあきらめきれず、コロナをきっかけに転職して秋田県にやってきました!秋田県の魅力を自らの手で伝え、たくさんの人に知って頂けばうれしいです。よろしくお願いいたします!

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